宇治 御蔵山
(おぐらやま)
京阪電鉄が開発した御蔵山団地の御蔵山小学校の南にあります。体育館前の文具店の西側から10メートルほど登ったところの丘の北西端です。標石のそばのフェンスごしに接近している住宅や道路が見えます。
宇治 三室戸
点名:戦川(たたかいがわ)
地図:宇治
京阪電鉄三室戸の北西500メートルのところにあります。アルプラザという大型店の駐車場の南を流れる戦川(「たたかいがわ」とも「いくさがわ」ともいいます)の堤防道に見られます。2006年(平成18)に新設された三角点で標石上面の北東角から4センチメートル内側にICタグが埋め込まれています。北面には「060 774」の刻字がありました。
宇治 仏徳山
点名:旭山
地図:宇治
京阪宇治から神社建築として最古の建造物といわれる宇治上神社をへて、ところどころから宇治川を眺めながら広いハイキング道を20分程度登ると仏徳山の山頂に到達します。大吉山(ダイキチヤマ)とも呼ばれます。三角点は山頂のヒノキの木立に囲まれており展望はありません。南へ下ると興聖寺の裏に出られます。
喜撰山
点名:喜撰山
地図:宇治
喜撰山揚水発電所の上部池の西側にあります。周囲は潅木に覆われ眺望はありません。近くの山中には喜撰法師の石像が入った洞窟があり喜撰洞といわれています。喜撰法師は9世紀後半、六歌仙の一人ですが生没不詳です。百人一首の
わが庵は都のたつみしかぞすむ世をうぢ山と人はいうなり [喜撰法師]
の歌で知られています。
大峰山
点名:禅定寺
地図:宇治
京阪宇治から宇治茶の本場、郷之口まで行きここから山登りですが車道も大峰山の頂上までついています。中腹には弘法大師の霊泉がある高尾(こうの)という茶畑に囲まれた美しい集落があります。林道のそばにある無線中継所を過ぎ容易に山頂に達せられますが三角点は桧林のなかにあり車道からすこし離れていますので、ちょっと分かり難いでしょう。見晴らしはありません。
平(高尾の東)
点名:平
地図:宇治
大峰山山頂からすぐ南の荒木山という三角点のない山に向かって林道の支線が工事中です。荒木山の南を回り込むようになっている林道のカーブの地点から尾根筋に下る道がついています。かなり、わかり難い分岐点で踏み跡程度のものです。さらに三角点の位置はこの踏み跡からすこしはなれ迷いやすいところです。潅木にかこまれ展望はありません。大峰山の中腹にあるモトクロス場の騒音が聞こえました。下山は高尾(こうの)へ降り茶畑をこえ弘法大師の泉で喉を潤し帰りました。
御林山
点名:御林山
地図:笠置山
宇治田原の贄田(ねだ)という集落から南へ林道を入ります。送電線をくぐり峠を越え道が大きくカーブしているところに広場がありますが、そこから木組の階段を登り尾根筋を北へ5分ばかり行くと三角点に到達します。潅木に覆われ展望はありません。三角点標石のそばには大きい露岩がみられます。この山は17世紀から明治時代まで御料林になっていましたが現在は宇治田原町が所有しています。近くに熊蔵権現という神社があり地形図にもマークが載っていますが鷲峰山の守り神ともいわれています。
鷲峰山
点名:鷲峰山(じゅぶさん)
地図:笠置山
宇治田原町の山上にある金胎寺から約1キロメートル北東に林立している無線中継所群のそばにあります。山頂からの眺望ははるか琵琶湖の方まで見渡せ抜群です。三角点の標石は明治中期のままですが+印は、ほかの一等三角点のものより幾分大きく彫りも深いようです。残念なことに上面西南角は欠損、東北角は補修跡があります。またこの三角点の5メートル西南に離れたところにコンクリートづくりの天測点があります。
黒山
(志賀良山)
点名:宮尻
地図:朝宮
宇治田原町、信楽町間の車道の最高地点である裏白峠のすこし西から北へ茶畑作業用の車道があり終点から尾根筋にはいりさらに北へすすむと到達できます。峠から1時間程度要します。山頂は雑木で囲まれ展望はありません。三角点標石は見つかりませんでしたが標石があったと思われる位置には、「黒山(志賀良山)」の名札や保護石、対空標識の残骸があります。国土地理院には現行の点の記はなくまた「亡失」の情報は地元からの通報により把握されているようですが2001年(平成13)12月時点では正式に確認されていません。
現行の地図には山の名称「黒山」の記載はありませんが地元の人にも教えてもらい間違いはないと思われます。ただし1914年(大正3)発行の五万分の一地形図「京都東南部」には現在の三角点の位置から北西1.2キロメートル(現在の独立標高点473地点)付近に「黒山」と記載があります。